「エンジニアとして経験が増えてきたから転職したい」
「転職をして年収をアップする方法が知りたい」
エンジニアとして働いている方で上記のような目標や疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか?
エンジニアとして働いていると転職という言葉を意識したことがある人も少なくないでしょう。
実際、私は3年間で2度転職を経験し、1度目の転職で年収アップ、2度目の転職で環境面などの待遇アップを実現しました。
そこで今回の記事ではエンジニアが転職して年収アップする方法を解説していきます。
エンジニアの場合、上手に転職活動をすることで年収をアップさせることが可能です。
この記事を読んで、自分が年収アップできそうかどうか確かめてみてください!
この記事を書いた人
・転職2回の4年目ITエンジニア
・転職で年収を150万円アップ
・元々はブラックSIer勤務
・現在はフルリモ&フレックスで自由に働く
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転職で年収アップするエンジニアの特徴
まずは年収アップできるエンジニアの特徴について解説していきます。
年収アップするエンジニアの特徴
- 資格を取得している
- 上流工程の経験がある
- コミュニケーションが得意
- 学習意欲が高い
資格を取得している
1つ目の特徴は資格を取得していることです。
IT業界には多くの資格が存在しており、資格を取得していることで一定の評価を受けることができます。
「エンジニアの転職に資格って必要なの?」と考える方もいるかもしれません。
しかし資格を取得していることである程度の学習意欲や知識があることをアピールできます。
また特にSI事業を行っている企業では、顧客に対して資格保有者が多いことを材料にして仕事を得ることがよくあります。
そういった企業からするとすでに資格を保有している経験者は欲しい人材と言えるでしょう。
上流工程の経験がある
2つ目の特徴は上流工程の経験があることです。
上流工程の経験があると転職市場での評価も高く、年収がアップする可能性が高いです。
経済産業省が2017年に行った「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、「プロジェクトマネージャやプロデューサーなどの管理系職種の方が、ITアーキテクトなどの高度SEやIT技術スペシャリストよりも給与平均が高い。」とされています。
またdodaの調査でもPMが691万円、ITコンサルタントが602万円なのに対して、SE/プログラマが422万円、システム開発が472万円とやはり管理職や上流に行くほど年収が高くなる傾向があることがわかります。
上流の経験があるとそれが強みになります!
コミュニケーションが得意
3つ目の特徴はコミュニケーションが得意なことです。
エンジニアの仕事はパソコンと向き合っているだけではないことは、あなたも心当たりがあるでしょう。
エンジニアでは非エンジニアの顧客と会話したり、技術に詳しくない上司と話す場面があります。
そういった場面でも技術のことをわかりやすく説明したり、納期や単価の交渉などコミュニケーション能力が求められる場面が多いです。
コミュニケーション能力があることもエンジニアの評価対象の一つになります。
コミュニケーション能力は面接でも見られるので、磨いておくと有利になるでしょう
学習意欲が高い
4つ目の特徴は学習意欲が高いことです。
近年では特に顕著ですが、AIやクラウドなどIT業界では技術の進化がとても早いです。
それを習得していくために、日々学習が必要不可欠になるので、学習意欲が高いこともアピール材料になります。
学習意欲をアピールする方法としては技術ブログを運営してみたり、プライベートのGitアカウントに定期的にコミットするなどが挙げられます。
それだけでなく業務中に働きながら新しい技術を覚えた経験などがあれば、それも活かすことができるでしょう。
転職で年収アップするためにスキル以外の大切なこととは?
実は転職で年収アップをするためには、あなたのスキル以外にも企業選びが大切であるということをご存知でしょうか?
あなたが世界最高峰のスキルを持っていても、従業員に高い給与を支払う文化がない企業やそもそも企業が儲かっていなくて、高い給与を払えない場合もあります。
企業選びはスキル以上に大切といっても過言ではないでしょう。
年収上げたい人が選ぶべき企業
- 大手企業
- 上流・コンサル企業
- 外資系企業
- 儲かっている企業・業界
大手企業
企業選びで大切なポイント1つ目は大手企業かどうかです。
日本では中小企業に比べて、大手企業の方が給与が高いというのは感覚としてあなたも持っているのではないでしょうか?
中小企業にいる場合は、大手企業に転職することで業務内容はそれほど変わらなくても給与がアップする可能性があります。
大手だとより上流で顧客の近くでビジネスができるというのも大きな要因の一つでしょう
上流・コンサル企業
上流やコンサルを行っている企業を選ぶというのも、年収だけ考えた場合は一つの方法でしょう。
年収アップするエンジニアの特徴でも話しましたが、上流工程を行うエンジニアは給与が高いという調査があります。
上流やコンサルを中心にビジネスをしている企業に入ることで、必然的に上流の業務をすることとなり、年収も上がっていく可能性があります。
その分責任も増えたり、激務なところもあるので慎重に選びましょう
外資系企業
3つ目のポイントは外資系企業です。
一般的に外資系企業は日系企業と比べて給与水準が高い傾向にあります。
IT業界でも特にアメリカ系の企業はエンジニアの給与が高いことがあるので、英語に不安がなければ外資系企業を視野に入れてみるのも一つの手でしょう。
儲かっている企業
最後は単純に儲かっている企業や業界に入ることです。
儲かっている企業であれば、それだけ社員に給与を払う能力があることになります。
儲かっていない企業はそもそも高い給与を払うだけの能力がありません。
上場企業であれば業績を発表しているので、どれくらい儲かっているのかどうかチェックすることができます。
業績は企業HPやIR BANKでチェックするのがおすすめです。営業利益やEPSが伸びているかどうかをチェック!
エンジニアが年収アップするための転職活動のコツ
エンジニアが転職で年収アップをさせるためにもう一つ大切になるのが、転職活動をどんな戦略で進めていくかというポイントです。
単純に転職サイトに登録して、気になる企業を受けるだけでは望むような結果が得られる可能性が低くなります。
次のような対策を行うことで、年収アップの可能性を高めましょう。
エンジニアが年収アップするための転職活動のコツ
- 準備をしっかりと行う
- 自己分析で自分を深く知る
- 転職エージェントを活用する
準備をしっかりと行う
転職活動では職務経歴書や履歴書の作成、面接対策など様々な準備が必要になります。
一つ一つに準備を丁寧に行うことで、あなたの魅力を企業にアピールすることができ、結果として年収アップを実現することに繋がるでしょう。
自己分析で自分を深く知る
自己分析をしっかりと行い、自分の得意・不得意やこれからやっていきたいことを明確にすることも大切です。
自分のことを深く知ることで、企業により魅力をアピールすることができますし、受ける企業も変わってきます。
自分の得意を活かすことで、より高い給与を受け取れる可能性が高まります。
転職エージェントを活用する
「職務経歴書や履歴書の作成がうまくできそうにない」「初めての転職活動でどのように進めたらいいかわからない」という人は転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントでは次のようなサポートが受けられます。
転職エージェントのサポート
- キャリアコンサル
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 給与交渉
エージェントを活用することで、効率よく転職活動を進めることが可能になります。
【関連記事】転職エージェントとは?メリット・デメリットから活用方法を徹底解説
【関連記事】転職サイトと転職エージェントの違いを徹底解説
エンジニアの年収アップにおすすめの転職エージェント
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントです。
企業ごとの面接対策が充実していて、初めて転職するエンジニアやキャリアアップを目指すエンジニアにおすすめのエージェントです。
またSIerからWeb業界、SIerからコンサル業界のような他業種への転職を考えている方にもおすすめです!
自分もレバテックキャリアにはお世話になり、とても良い企業に転職できました!
【関連記事】レバテックキャリアとは?評判が悪いのは本当?実際の利用者が解説
転職ドラフト
転職ドラフトは企業から年収が提示された状態でオファーが届く転職サービスです。
よくある転職サイトや転職エージェントとは違って、年収が分かった状態で面接を行います。
前職の年収を提示する必要がないので、自分のスキルや経験をフラットに評価した上で転職を行うことができます。
この仕組みの影響で、転職ドラフトでは転職成功者のうち93.8%が平均して126万円の年収アップを実現しています!
自分の市場価値を知りたい人や求人を探すのが面倒な人におすすめのサービスです
【関連記事】年収提示型のスカウトサービス転職ドラフトの評判は?
クラウドリンク
クラウドリンクは自社内開発に強いエンジニア向けの転職エージェントです。
社内SEや自社開発企業へのキャリアチェンジを希望するエンジニアにとっておすすめです。
取り扱っている企業の範囲が広いことが特徴で、創業まもないスタートアップ企業から大手の自社サービス企業まで扱っています。
また独自の基準を設けていて、年収・休日数・労働条件などの審査を通過した優良求人のみ案内があります。
自社内開発に憧れる人は登録しておいて損はない転職エージェントです!
【関連記事】クラウドリンクの評判は?メリットやデメリットを解説します
まとめ:エンジニアが転職で年収アップすることは可能
今回はエンジニアが転職をして年収アップするための方法について解説してきました。
エンジニアが転職して年収をアップするためには、スキルを伸ばすことも必要になりますが、それ以外にも受ける企業を選んだり、効率的に転職活動を進めることも同じくらい大切です。
この記事の内容を踏まえて、ぜひ年収をアップさせるための転職活動をしてみてください!
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