少し過激なタイトルですみません。この記事は次の様な疑問や悩みを抱えている人を対象にしています。
「エンジニアになって3年目だけど、転職した方が良いのかな?」
「転職をよく聞くけど、不安が多いな」
今回は2回転職を経験している4年目のエンジニアが、エンジニア3年目の転職について疑問を解決していきます。
この記事ではエンジニア3年目が転職するメリットやデメリットとその対処法や、転職・転職活動をしないことにリスクについてわかりやすく解説していきます。
基本的に著者の考えとしては「よほど今いる企業が良い企業でない限り、とりあえず転職活動は始めてみるべき」という考えです。
転職活動をしてみて、良い企業がなければそのまま今の企業にいれば良いだけです。
最も避けなければならないのは転職活動をせずに、本来であれば得られた機会やチャンス・待遇を逃してしまうことです。
エンジニアになって3年目となり、少し「転職」という2文字が頭をかすめている方は是非最後まで読んでみてください!
この記事を書いた人
・転職2回の4年目ITエンジニア
・転職で年収を150万円アップ
・元々はブラックSIer勤務
・現在はフルリモ&フレックスで自由に働く
【関連記事】エンジニア3年間で2回転職して年収150万円アップした話
エンジニア3年目が転職するメリット5選
まずはエンジニア3年目が転職するメリットについて次の5つのポイントを解説します。
エンジニア3年目が転職するメリット
- 実務経験をアピールできる
- キャリアアップが可能
- 年収や待遇が上がる可能性がある
- 新しい技術に触れる機会ができる
- ワークライフバランスの改善
実務経験をアピールできる
3年間エンジニアとして働いた実務経験は、転職活動の際に非常に役立ちます。
具体的にプロジェクトでの経験や失敗した経験から得た学び、技術の習得といった様々な経験をアピールすることができるからです。
僕が転職した際にも実際に転職活動した際にも実務経験から得た学びを話すことで、評価をいただき転職することができました。
新卒時代や未経験時代を思い出してください。エンジニアになるのに、謎のアルバイトの経験を話したことはありませんか?
僕は新卒でエンジニアになりましたが、就職活動よりも転職活動の方がかなり本質的かつ楽に活動を進めることができました。
キャリアアップが可能
転職活動をすることで、キャリアアップしていくことも可能です。
経験のある若手エンジニアというのはかなり市場価値が高く、どこのIT企業でも欲しがる様な存在です。
新卒時代や未経験時代の就職・転職活動では到底入れなかった様な企業にはいることも可能になります。
僕自身も新卒では絶対に入れなかった企業に、転職ではいることができました!
年収や待遇が上がる可能性がある
一般的に転職は年収・待遇アップのチャンスになります。
特にエンジニアの場合、技術や経験をもとに評価を受けることで、年収アップに期待ができます。
またエンジニア界隈では「ITエンジニアは転職したほうが昇給できるバグ」が存在しており、ここからも転職することで年収を上げることができる可能性が高いことがわかります。
また転職をすることで、フルリモやフレックスなどといった柔軟な働き方ができる会社に転職することも可能になります。
私自身も転職したことで150万くらい給与が上がりました!
新しい技術に触れる機会ができる
転職することで新しい技術や開発手法を学ぶ機会も増えます。
IT業界は特に変化の激しい業界となっているので、異なる技術やプロジェクトに触れることで自分のスキルセットを広げることができます。
スキルセットを広げることで、さらに市場価値を高めることができ今後のキャリアにも大きなプラスとなります。
ワークライフバランスの改善
転職をすることでワークライフバランスを改善することも可能です。
より柔軟な勤務条件や個人の生活に合わせたワークライフバランスを獲得することができるかもしれません。
ワークライフバランスの改善はそのままQOLに直結するため、ここが改善されると人生の満足度がグッと高まります。
僕自身もフルリモ&フレックスの企業に入って人生満足度がかなり高まりました!
エンジニア3年目が転職するデメリット3選とその対処法
次にエンジニア3年目が転職するデメリットとその対処法について、次の3つのポイントから解説していきます。
エンジニア3年目が転職するデメリット
- 新しい職場が合わない可能性
- 年収が下がる可能性
- ジョブホッパーとみなされる可能性
新しい職場が合わない可能性がある
デメリットの一つ目は新しい職場が自分に合わない可能性があることです。
企業文化やチーム開発の手法、管理スタイルなどは会社ごとに違います。
このギャップがあまりにも大きすぎたり、期待と違ったりすると適応することが難しくなります。
対処法としては「面接時に不安な点を質問して潰しておく」「転職の軸をしっかり定め、それに沿った転職活動をする」といった対処法が挙げられます。
また職場のレビューサイトなどを使って、従業員の評価を参照してみるのも良い方法です。
年収が下がる可能性がある
デメリットの2つ目は年収が下がる可能性があることです。
スキルが低い状態や給与水準の低い企業に転職する場合は年収が下がることもあります。
対策としてはそもそも年収が下がるなら転職をしないという選択肢も取れますし、給与交渉をして現職と同じかそれ以上の給与を獲得することも可能です。
特に転職エージェントや転職ドラフトといったサービスを使うことで、給与交渉をしてくれたり、年収がわかった上で転職活動をすることができます。
そのためこの点に関しては心配することはありません。
ジョブホッパーと見られてしまう可能性
短期間で複数回の転職を行うと、「ジョブホッパー」とみなされてしまう可能性があります。
ジョブホッパーとみなされると将来的なキャリア構築に影響を与えることがあります。
3年から5年同じ会社で働いていれば特に問題はありませんが、何度も転職している人は注意が必要です。
対策としては面接で転職の理由をしっかり答えることが重要です。
転職がキャリアの目標達成のために戦略的な選択であることを説明し、新しい職場でどの様に価値を提供できるか具体的に述べましょう。
僕自身も3年で2回転職したので気をつけないとなーと思っています。とはいえ今の職場は自分に合っているので、長く勤められそうです!
同じ会社で働き続けることのリスク
どうやら一昔前は転職はかなり珍しい事例だった様ですが、現代社会では転職はかなりカジュアルになってきています。
特にエンジニアは転職がしやすい職種や業界でもあるため、転職する人はかなり多いです。
こちらによると20代でも約4人に1人が転職をしており、30代以上では2人に1人以上が転職をしていることになります。
そんな転職が当たり前の業界で転職せずに同じ会社で働き続けることにはリスクもあります。
エンジニアが同じ会社で働き続けるリスク
- 特定のスキルのみが身についてしまう
- 適切な給与を受け取っていない可能性
- 外の世界を知ることができない
- あなたの会社、絶対一生に潰れない?
特定のスキルのみが身についてしまう
長期間同じ企業で働くと、その企業特有の技術やツールに精通する一方で、業界全体のスタンダードから取り残されるリスクがあります。
IT業界では常に新しい言語やフレームワークが登場しているため、キャッチアップは常に必要です。
その中で持っているスキルが特定のスキルのみだと、転職していないことは今後のキャリアで不利になる可能性すらあります。
適切な給与を受け取っていない可能性
日本では昇給や昇格が年向上列の風土があったり、昇給したとしても微々たる額で特に生活レベルの向上をもたらさないことが多々あります。
こういった場合に同じ企業に勤めることで、実力に見合った報酬を得られないことも少なくありません。
転職活動を通じて、市場で自分がどれくらい評価されているのかということを確認することで、自分が適切な年収を受け取っているか判断することができます。
特に日本では「ITエンジニアは転職したほうが昇給できるバグ」(再掲)が存在しているため、転職をしないと適正な年収を受け取ることが難しいでしょう。
外の世界を知ることができない
転職をせず同じ会社に居続けることで、外の世界を知ることができません。
同じIT業界といっても、企業によってプロジェクトの進め方や人事評価の方式、企業文化といったものは異なります。
一つの企業に勤めていることで、思考が凝り固まってしまい、いざ転職をした時に新しい環境に馴染むことがより難しくなってしまいます。
また今いる企業が世界最高だと思っていても、外から見たらあなたの会社はとんでもないブラックで、他の企業はもっと最高という可能性もあります。
あなたの会社、絶対一生に潰れない?
あなたの会社は絶対に一生潰れないと言いきれますか?
これに「はい」と答えられる人は少ないのではないでしょうか。
現在の変化の激しい時代において、何十年も同じ企業が存続し続けるのはかなり至難の業です。
そしてもしかして来るかもしれない、あなたの会社が潰れた時に外の世界で食いっぱぐれることのないスキルを今の会社で身につけることができますか?
転職した方が良い人の特徴
転職した方が良い人の特徴として次の4つのポイントから解説します。
転職した方が良い人の特徴
- ブラック企業に勤めている
- ITエンジニアとは関係ない仕事をしている
- 年収を上げたい
- 自分が無能だと感じている人
ブラック企業に勤めている人
何もいうことはありません。ブラック企業に勤めている人はいち早く転職をしてください。
僕は次の転職先が決まってから、今いる職場を辞めた方が良いと考えますが、ブラック企業に勤めていて今にも精神が崩壊しそうな人はその限りではないです。
壊れてしまう前に早く転職をして別の職場へ逃げましょう。この場合「逃げるは恥ではないし、役にも立つ」です。
ブロック企業に勤めているにも関わらず、それに気がついていない人もいるでしょう。
もしかしたらあなたの会社ブラックかもよ?
- たくさん働いているのに給与は低い
- 残業は当たり前、残業すればするほど頑張っている
- 無茶な仕事の振り方をしてくる
こんな様な企業で働いている人はもしかするとブラック企業かもしれません。
外にはもっと良い世界が広がっているかもしれません
ITエンジニアとは関係のない仕事をやらされている人
ITエンジニアとは関係のない仕事をやらされている人も注意が必要です。
よくあるのが、システムが動いているかテストしてExcelにスクショを貼る職人(過去の僕)になっていたり、悪質なところだと事務やヘルプデスク、コールセンターといった全くエンジニアと関係のない仕事をさせられることもある様です。
こういった場合はスキルが身につくことなく、エンジニアとしての成長も見込みにくいため、今後エンジニアとしてキャリアアップをしていきたい場合は転職を検討するのがおすすめです。
年収を上げたい人
今の年収に不満があったり、今後ずっと勤めていても年収の上がる見込みが薄い人も転職を考えた方が良いでしょう。
また3年から5年働いていると、今の年収と本来受け取るべき年収が見合っていない場合もあります。
ITエンジニアは転職するほど年収が上がる傾向がありますし、転職しないにしても転職活動をすることで自分の市場価値がわかることもあります。
「年収を上げるって具体的にどうやって転職活動したら良いかわからない」という人は転職エージェントを使ってみてください。
転職エージェントでは転職のプロが、転職をトータルでサポートしてくれるだけでなく、年収アップの交渉も行ってくれます。
おすすめのエージェントについては後ほど紹介します。
自分が無能だと感じている人
自分が無能だと感じている人、いませんか?
もしかすると無能なのはあなたではなく、あなたの上司かもしれません。
環境によってその人が発揮する能力は大きく変わります。
現在の職場で自分の能力やスキルが十分に発揮されていないと感じている人は、もっと最適な職場で働くことでより充実した働き方ができるかもしれません。
自分が輝ける場所を探して、転職活動をしてみることは悪くない選択肢なのではないでしょうか?
転職するならエージェントの活用がおすすめ
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントです。
企業ごとの面接対策が充実していて、初めて転職するエンジニアやキャリアアップを目指すエンジニアにおすすめのエージェントです。
またSIerからWeb業界、SIerからコンサル業界のような他業種への転職を考えている方にもおすすめです!
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自分もレバテックキャリアにはお世話になり、とても良い企業に転職できました!
【関連記事】レバテックキャリアとは?評判が悪いのは本当?実際の利用者が解説
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よくある転職サイトや転職エージェントとは違って、年収が分かった状態で面接を行います。
前職の年収を提示する必要がないので、自分のスキルや経験をフラットに評価した上で転職を行うことができます。
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【関連記事】年収提示型のスカウトサービス転職ドラフトの評判は?
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【関連記事】クラウドリンクの評判は?メリットやデメリットを解説します
まとめ:エンジニア3年目になったら転職活動を始めてみるべき
今回はエンジニア3年目が転職をするメリットやデメリットについて解説してきました。
基本的には3年くらい同じ企業で働いたら、転職活動を始めてみるべきです。
そこでもし良い企業から内定が出なければ、今いる会社が良い待遇ということですので、その企業に感謝しながら働くことができます。
転職するかどうかはまた別の話として、転職活動をすること自体に関してはリスクがありません。それどころか転職活動をしないことのリスクの方が大きいと言えます。
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