「エンジニアになって3年目だけど、今の年収は高いのかな?」
「エンジニアになって3年目だけど、転職すると年収が上がる?」
エンジニア3年目になると仕事もできるようになってきて、今の年収が世間と比べて高いのか低いのか、また転職することで年収が上がる見込みはあるのかと入ったことが気になってくるのではないでしょうか?
今回の記事ではエンジニア3年目の平均年収や年収をアップさせる方法について解説します。
エンジニア3年目の平均年収
まずはエンジニア3年目の平均年収について調査した結果をまとめます。
結論としては3年目に該当しそうな20代の年収は322万円から380万円の間に収まりそうです。
他にも職種によってかなりばらつきがあり、PMやコンサルなど管理職や上流に行くほど、年収が高い傾向があります。
なんとなく想像通りな感じはする
経済産業省の調査結果
経済産業省が2017年に行った「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、レベル3の人材の年収平均は576.0万円、レベル4の人材の平均年収は726.1万円とのことです。
ちなみにレベル3は「独立して仕事ができる中堅人材レベル」レベル4は「部下を指導できるチームリーダーレベル」という位置付けです。
職種ごとの違いについても言及されており、「プロジェクトマネージャやプロデューサーなどの管理系職種の方が、ITアーキテクトなどの高度SEやIT技術スペシャリストよりも給与平均が高い。」とされています。
少し古いので、新しい調査が欲しいですが、現状ここまでしかわかりませんでした。
転職サイト・転職サービスの調査
転職サイトや転職エージェントなどの調査結果も参考になります。
まずdodaのこちらのページよると、IT全体としては452万円、20代は380万円、30代は512万円ということです。
また職種ごとではPMが691万円、ITコンサルタントが602万円なのに対して、SE/プログラマが422万円、システム開発が472万円とやはり管理職や上流に行くほど年収が高くなる傾向があります。
コエテコの調査でも、20代前半が360万円、20代後半が511万円という結果でした。
エンジニアの年収を左右する要因
エンジニアの年収は年功序列や経験年数だけでなく、さまざまな要因が重なって決定します。
どのような要因で年収が決まるか知っておくことで、今後のキャリア戦略や年収アップにおいて有利に立ち回ることができます。
エンジニアの年収を左右する要因
- 技術スキル
- 所属企業の規模
- 地域による差
技術スキル
まず最初に挙げられるのが、どの様な技術をどれくらい理解して持っているかということです。
特定の技術に関して深い専門知識を持っていたり、需要の多い技術を使えることでより高い年収を期待できる傾向にあります。
現在ではクラウドやデータサイエンス、AIや機械学習などの技術を持っていることで、年収アップの可能性があります。
企業の規模や特性
所属している企業がどれくらいの規模の会社で、社員にしっかりと還元する会社なのかどうかということも非常に重要なポイントです。
やはり大企業は中小企業と比べて給与が高い傾向があります。
企業の規模だけでなく、高い専門性やスキルを持っていても、所属している企業が高い給与を払わない会社だったり、そもそも儲かっていなくて給与を払えないという企業の場合は、年収は上がりません。
規模だけでなく、企業がどんな文化の会社かどうかも重要なポイント
地域と勤務地
地域によっても年収は異なります。
例えば東京や大阪などの大都市では生活費が高い分、給与も高い傾向があります。
またリモートワークが可能な企業であれば、勤務地に関係なく働けるため、地理的な制約が少なくなることもあります。
昔いた企業に大都市手当みたいなものもありました。
エンジニア3年目で年収をアップさせる方法
エンジニアとして年収を上げていくための方法を紹介していきます。
スキルアップ
エンジニアとして年収を上げるためにはやはりスキルアップは必須となるでしょう。
特にIT業界では常に新しい技術が誕生し、廃れています。
現在ではクラウドや機械学習、人工知能の技術を学ぶことが、年収の向上に繋がりやすい可能性が高いです。
またPMなどを担当する場合に向けて、チームマネージメントの方法や人心掌握についても学ぶと将来PMなどの立場になったときにより価値を発揮し、年収を上げることが可能です。
自分が興味のあるものを探して、スキルアップしてみましょう!
僕は今クラウド(AWS)やマイクロサービスといった技術に興味があり学んでいます。
資格の取得
資格を取得することも年収を上げる要因になります。
資格を持っていることである程度の能力を証明できることに加えて、SIerなどの企業では資格者数を会社の技術力の証明などに使っているため、資格保有者に報奨金を出したり、手当を出す会社があります。
また資格を持っていることで転職や昇進において有利になる場合もあり、資格を持っていることで年収の向上が望めます。
僕はAWSとかIPAのDBに興味があって勉強中!
PM・PLに挑戦する
機会があれば積極的にPM・PLといったマネージメントや上流の経験をしてみましょう。
先ほど紹介した通り、PMなどのマネージャー職はより年収が高いという調査があります。
年収を上げるためにはPMを早めに経験しておくというのは間違った判断ではないでしょう。
その分責任も増えて大変だけどねー
転職する
年収を上げるためには転職するのも選択肢の一つです。
というのも日本には「ITエンジニアは転職した方が昇級できるバグ」が存在しており、転職するほど年収がアップする可能性が高いからです。
実際に私も転職をすることで年収が上がりましたし、友人でも転職によって年収が上がった人がいます。
これは同じ会社で昇格して昇給を狙うよりも、スキルを身につけてより儲かっている企業に転職することで同じスキルでもより高い給与を得ることができるからです。
ただ注意点として転職を繰り返しているとジョブホッパーとみなされて、将来のキャリア形成に影響が出る可能性があります。
1年以内での転職や短い期間での転職をあまり繰り返さないように注意しましょう。
とはいえ僕は3年で2度も転職してしまったんですけどね(笑)
転職エージェントを活用して上手に転職しよう!
転職は多くのエンジニアにとってキャリアと年収を同時に向上させるための重要な手順です。
特に3年目のエンジニアが転職市場で一度自分の価値を知っておくのは非常に有益でしょう。
転職活動をすることで、今後のキャリアプランが明確になったり、今の自分のスキルが世間でどれくらい評価されるのかということを客観的に知ることができます。
転職自体にはリスクがありますが、転職活動にはリスクはありません。
また転職しないことは逆にリスクだと私は捉えています。
「エンジニア3年目で転職活動したことない人危機感持った方が良い」という記事も書いているので、興味がある方は読んでみてください。
エンジニアが転職活動をするときには転職エージェントを利用するのを圧倒的におすすめしています。
ここではおすすめの転職サービスを3つ紹介します。
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントです。
企業ごとの面接対策が充実していて、初めて転職するエンジニアやキャリアアップを目指すエンジニアにおすすめのエージェントです。
またSIerからWeb業界、SIerからコンサル業界のような他業種への転職を考えている方にもおすすめです!
自分もレバテックキャリアにはお世話になり、とても良い企業に転職できました!
【関連記事】レバテックキャリアとは?評判が悪いのは本当?実際の利用者が解説
転職ドラフト
転職ドラフトは企業から年収が提示された状態でオファーが届く転職サービスです。
よくある転職サイトや転職エージェントとは違って、年収が分かった状態で面接を行います。
前職の年収を提示する必要がないので、自分のスキルや経験をフラットに評価した上で転職を行うことができます。
この仕組みの影響で、転職ドラフトでは転職成功者のうち93.8%が平均して126万円の年収アップを実現しています!
自分の市場価値を知りたい人や求人を探すのが面倒な人におすすめのサービスです
【関連記事】年収提示型のスカウトサービス転職ドラフトの評判は?
クラウドリンク
クラウドリンクは自社内開発に強いエンジニア向けの転職エージェントです。
社内SEや自社開発企業へのキャリアチェンジを希望するエンジニアにとっておすすめです。
取り扱っている企業の範囲が広いことが特徴で、創業まもないスタートアップ企業から大手の自社サービス企業まで扱っています。
また独自の基準を設けていて、年収・休日数・労働条件などの審査を通過した優良求人のみ案内があります。
自社内開発に憧れる人は登録しておいて損はない転職エージェントです!
【関連記事】クラウドリンクの評判は?メリットやデメリットを解説します
まとめ:エンジニア3年目の年収は?
今回の記事ではエンジニア3年目の年収について、平均年収や年収を決める要因、年収をアップさせる方法について解説してきました。
エンジニア3年目になると、いろいろな仕事やスキルを覚えてきて、実力がついています。
ここで適切なキャリアプランや戦略を立てることで、今後の年収に大きな影響を与えます。
特に私は転職をして年収が上がったという実体験を持っているので、一度も転職をしたことがない人はぜひ一度まずは転職活動からでも初めてみて欲しいです。
【関連記事】エンジニア3年目で転職活動したことない人危機感持った方が良い
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