「エンジニア3年目になったけど、今後どんなスキルを身につけるといいんだろう?」
「エンジニア3年目でどんなスキルが求められる?」
エンジニア3年目になると段々と仕事ができるようになってきて、少し今後のことや現在のスキルについて気になってくる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事ではエンジニア3年目が身につけると良いスキルと今後のキャリア戦略について解説します。
この記事を書いた人
・転職2回の4年目ITエンジニア
・転職で年収を150万円アップ
・元々はブラックSIer勤務
・現在はフルリモ&フレックスで自由に働く
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技術的なスキルの向上
エンジニアのキャリアにおいて3年目となると、初歩的なプログラミングや基本的な実装はある程度できるようになってきたのではないでしょうか?
次はより高度な技術スキルについて身につけていくことで、今後のキャリアアップを狙うことができます。
ここでは3年目のエンジニアが習得するのにおすすめのスキルについて紹介します。
応用的なプログラミングスキル
基本的なプログラムが書けるようになったら、次のステップアップとして以下のようなものが挙げられます。
高度なプログラミングスキル
- デザインパターンの理解
- リファクタリングのスキル
- 複雑なアルゴリズムの実装
また上記に加えて特にコードの再利用性とメンテナンス性の容易さを高めるためのプログラミングスキルも身につけることが求められます。
それ以外にも新しいプログラミング言語やフレームワークの学習に挑戦し、スキルの幅を広げることもおすすめです。
システムアーキテクチャの理解
システムアーキテクチャに関心を持ち、理解を深めることはエンジニアの成長をもたらします。
システムの設計原則やスケーラビリティ・セキュリティやパフォーマンスを考慮した設計などが挙げられます。
具体的な用語で言うとマイクロサービスアーキテクチャやイベント駆動アーキテクチャなどの現代的なアプローチについて精通することが求められます。
僕は今はマイクロサービスアーキテクチャについて学んでいます!
クラウドのスキル
クラウドは現在の開発環境では欠かせないもとなっています。
AWSやAzure、GCPなどのクラウドプラットフォームを用いた開発は一般的です。
クラウド上でのアプリのデプロイや管理、スケーリングの技術を習得すると今後役立つでしょう。
具体的なスキルとしてホットなものをあげると、サーバーレスアーキテクチャやコンテナ技術(Docker、Kubernetes)、IaCなどがあります。
各種クラウドはそれぞれ無料期間があるので、うまく活用してスキルを身につけましょう!
ソフトスキル
エンジニアには技術的なスキルだけでなく、ソフトスキルも求められます。
3年目のエンジニアとして働いていくには、次のようなソフトスキルが必要です。
チーム内でのリーダーシップ
複数人のチームの中でリーダーシップを発揮することが求められます。
例えば自分の意見やアイディアを積極的に提案し、プロジェクトやチームの方向性を決めたり影響を与えることや経験の浅いメンバーをサポートして、成長を促すといったことが求められます。
プロジェクト管理能力
エンジニア3年目となると小規模であればプロジェクトを管理する能力も試されます。
2−3人の小規模なチームであれば、タスク管理や進捗管理といったプロジェクト管理の能力を身につけると良いでしょう。
プロジェクト管理能力を磨くことは、将来のキャリアアップにも直結します。
私自身もプロジェクト管理の経験が転職活動で評価されました
コミュニケーション
エンジニアとして働いていく上ではコミュニケーション能力も必要になります。
具体的には非エンジニアのお客様や上司に対して、技術的なことを分かりやすく説明する能力が求められます。
他にもチーム内の会話で相手の話をよく聞き、正確に理解する必要があります。
コミュニケーション能力は話すだけでなく聴く力も大事です
エンジニア3年目のキャリア戦略
エンジニア3年目の今後のキャリア戦略としてはどのようなものが挙げられるでしょうか?
自分の目指したい姿や方向性に応じて、今後どんなスキルを身につけたり、努力していく必要があるか定まります。
【関連記事】エンジニアのキャリアがわからない?キャリアの重要性や考え方を解説
エンジニア3年目のキャリア戦略
- 会社内で出世・昇格を狙う
- 転職してキャリアアップを狙う
- 起業やフリーランスになる
会社内で出世・昇格を狙う
まず最初に考えられるのが、今いる会社で出世や昇格を狙う戦略です。
出世や昇格といっても、技術的な方向を伸ばしていくのかマネジメント方面を目指していくのかで具体的な戦略は変わってくるでしょう。
技術的な方面に注力していけば、ゆくゆくはCTOや技術リーダーといった道へ進むことができます。
マネジメント方面に進んでいけば、より多くの人と協力して大きな仕事を達成することができたり、COOなどの道へ進むことができます。
ちなみに年収で考えると世の中的にはマネジメント系の方が高くなる傾向があるようです。
【関連記事】エンジニア3年目の年収は?上げる方法も解説
転職してキャリアアップを狙う
エンジニアとして3年目ともなると、転職活動を視野に入れてみるのも良いでしょう。
エンジニアで3年働いていればそれなりのスキルや経験が身についていますので、転職市場でも高く評価される可能性があります。
エンジニアが転職活動をするメリットとしては次のようなものが挙げられます。
エンジニア3年目で転職活動するメリット
- 自分の市場価値がわかる
- 年収が上がる可能性がある
- 今の会社が自分にとって適切かわかる
逆に転職活動をしないことで損をしてしまう可能性があります。
例えば偏ったスキルのみ身についてしまったり、自分の評価が正しくされておらず不当に低い給与で働いている可能性があります。
こちらに関してはエンジニア3年目で転職活動したことない人危機感持った方が良いで解説しているのでよかったら合わせて読んでみてください。
転職をするなら転職エージェントを使うのがおすすめです。
転職エージェントを使うのがおすすめな理由
- 履歴書や職務経歴書の添削を受けられる
- 非公開求人の紹介を受けられる
- 面接対策をした上で面接に臨める
今回はおすすめの転職エージェント・転職サービスを3つ紹介します。
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントです。
企業ごとの面接対策が充実していて、初めて転職するエンジニアやキャリアアップを目指すエンジニアにおすすめのエージェントです。
またSIerからWeb業界、SIerからコンサル業界のような他業種への転職を考えている方にもおすすめです!
自分もレバテックキャリアにはお世話になり、とても良い企業に転職できました!
【関連記事】レバテックキャリアとは?評判が悪いのは本当?実際の利用者が解説
転職ドラフト
転職ドラフトは企業から年収が提示された状態でオファーが届く転職サービスです。
よくある転職サイトや転職エージェントとは違って、年収が分かった状態で面接を行います。
前職の年収を提示する必要がないので、自分のスキルや経験をフラットに評価した上で転職を行うことができます。
この仕組みの影響で、転職ドラフトでは転職成功者のうち93.8%が平均して126万円の年収アップを実現しています!
自分の市場価値を知りたい人や求人を探すのが面倒な人におすすめのサービスです
【関連記事】年収提示型のスカウトサービス転職ドラフトの評判は?
クラウドリンク
クラウドリンクは自社内開発に強いエンジニア向けの転職エージェントです。
社内SEや自社開発企業へのキャリアチェンジを希望するエンジニアにとっておすすめです。
取り扱っている企業の範囲が広いことが特徴で、創業まもないスタートアップ企業から大手の自社サービス企業まで扱っています。
また独自の基準を設けていて、年収・休日数・労働条件などの審査を通過した優良求人のみ案内があります。
自社内開発に憧れる人は登録しておいて損はない転職エージェントです!
【関連記事】クラウドリンクの評判は?メリットやデメリットを解説します
起業・フリーランスになる
リスクは高いですが、起業したりフリーランスになるという選択肢も3年目のエンジニアとなれば持ち合わせておいても良いでしょう。
これらのメリットは年収が大幅にアップする可能性があることです。
逆に年収が0になる可能性もあるというかなりリスキーな選択肢です。
自分のスキルに自信がる人や世界を変えるアイディアを持っている人は少し考えてみても良いかもしれません。
フリーランスであればエージェントに登録すれば仕事に困ることはなさそう
まとめ:エンジニア3年目が身につけるべきスキル
今回はエンジニア3年目が身につけるべきスキルや今後のキャリア戦略について解説してきました。
エンジニアとして働いていくためには技術的なスキルはもちろんコミュニケーション能力やプロジェクト管理能力などのソフトスキルも求められます。
さらにIT業界は常に進化している業界なので、勉強をし続けなければならないという厳しい世界です
ただそれだけやりがいはありますし、転職や独立がしやすいというようなメリットもあります。
この記事で紹介したスキルを身につけながら、今後のキャリア戦略について考える良いきっかけになれば幸いです。
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